COLUMN / AI研修の限界
AI研修は、
本当に意味がないのか。
検索してこのページに来た方の多くは、すでに一度、それを経験しています。
AI研修を受けたはずなのに、現場では誰も使っていない。結論から言うと、そう感じるのは受講者ではなく、研修の設計に原因がある場合がほとんどです。
このページでは、一般的なAI研修が定着しない理由を整理したうえで、当社が研修の作り方をどう変えているかをお伝えします。最後の1つのセクションを除いて、営業的な話はしません。
定着しない理由
なぜ「意味ない」と
言われてしまうのか。
複数の研修関連メディア・専門家が指摘している、定着しないAI研修の共通点を整理しました。
多くのAI研修は「AIとは何か」「どんなツールがあるか」という機能説明や座学に終始しており、受講者が「自社のどの業務で、どう使うべきか」を具体的にイメージできないまま終わっている、という指摘があります。
研修のあとに、習ったことを使う場が用意されていないことが大きな問題だという指摘があります。AI研修は1回実施しただけで自然に定着するものではなく、継続して使う仕組みがないと、習慣化する前に忘れられてしまいます。
研修が現場に定着しないのは研修そのものの問題ではなく、効果を測る仕組みが組織側にないという構造的な問題だ、という指摘もあります。やりっぱなしのまま、成果が可視化されずに終わっているケースが多く見られます。
研修の企画・実施が人事や特定の担当者だけで完結し、実際に部下を動かす立場の管理職が関与していないと、研修後に「使っていいのか」「業務時間を使ってよいのか」の判断が現場で止まってしまう、という指摘もあります。
出典:和から株式会社「生成AI研修が定着しない理由」、AIスキル検定「AI研修を実施しても社員に定着しない理由」 ほか複数の研修関連メディアの記事を参照。
当社の立場
正直に言うと、
当社もその見方に同意します。
座学だけでは「知っている」状態で止まってしまい、「できる」状態にはなりません。「AI研修とは何か」を説明されて終わる時間に、御社の受講料と社員の時間を使う価値があるのか。それは正当な疑問だと思います。
失敗するときのかたち
AI研修が失敗するとき、
だいたい同じことが起きています。
研修そのものの出来ではなく、研修が終わったあとの数週間で決まります。
よくあるのは3つです。1つ目は、題材が自社の業務ではなかった。汎用の例題で操作を覚えても、月曜日の自分の仕事には接続されません。
2つ目は、持ち帰ったものが手順書だけだった。「あとは各自でやってみてください」で終わると、忙しさに負けて誰も再現しません。
3つ目は、詰まったときに聞ける人がいなかった。AIは仕様が変わり続けるので、必ずどこかで止まります。そこで止まったまま3週間経つと、もう戻ってきません。
逆に言えば、研修の場で自社の業務を想定した演習をし、実際に手を動かして作り、詰まったときの連絡先を決めておけば、失敗の要因はかなり減らせます。当社が、2日間の演習で必ず1つ作っていただく形にしているのはこのためです。
定着しない理由
社員がAIを使わないのは、
やる気の問題ではありません。
使わないのではなく、自分の仕事のどこで使えばいいのかが分からないだけ、という場合がほとんどです。
「ツールは導入したのに社員が使わない」というご相談をよくいただきます。話を伺っていくと、多くは「自分の担当業務のどの作業に、どう当てはめるか」が誰にも示されていない状態です。個人の意欲の差ではありません。
AIが定着しない会社に共通しているのは、使い道が個人の工夫に任されていることです。うまい人だけが使い、他の人は元のやり方に戻る。半年後には、ライセンス費だけが残ります。
当社は研修の前のヒアリングで、「毎週やっている」「手順が決まっている」「人がやると時間がかかる」の3つが揃う作業を御社の中から一緒に探します。ここが決まっていれば、研修の翌週から使う理由ができます。定着は、意識づけではなく作業の選び方で決まります。
当社の対処
なぜ、研修の演習で
ツールを作るのか。
知識を教えるだけでは、研修が終わった瞬間に忘れられます。だから当社は、研修時間内の演習で、ご自身の手でツールを作れるようになるところまでを研修の範囲にしています。
当社の研修は、ご自身の業務を想定した演習で、受講者ご本人が手を動かしてツールを作り、その作り方を身につけていただくところまでを、2日間・研修時間12時間で行います。秋田県のUEK STORE様では、SNS投稿の自動化とBASEへの商品登録の自動化を、店主ご本人が研修中に完成させています。「使う場がない」「効果が測れない」という定着を妨げる要因を、研修の設計そのもので減らす考え方です。
それでも正直に言うと
研修だけで、
すべてが解決するわけではありません。
持ち帰ったツールを使い続けるかどうかは、最終的には現場の運用次第です。当社が研修でできるのは、「研修中に完成させ、使い続けられる形にして渡す」ところまでです。研修が終わったあとの継続的な相談先が必要な場合は、月単位で伴走する形もご用意していますが、まずは2日間で「自分で作れる」状態そのものを作ることを優先しています。
また「現場の管理職が関与していない」という定着を妨げる要因については、事前のヒアリングの段階で、可能な範囲で意思決定に関わる方にも同席をお願いしています。研修後に「業務時間内に使ってよいのか」という判断が現場で止まってしまうのを、できるだけ研修前の段階で防ぐためです。
研修を選ぶときの目安
検討する前に、
確認しておきたい3つのこと。
ここまでの理由を踏まえると、AI研修を選ぶ際に確認しておくとよい点が見えてきます。
- 01座学だけで終わらないか研修の最後に、実際に動くものが手元に残るかどうかを確認してください。
- 02自社の業務を題材にしているか汎用的な操作説明だけだと、自社のどの業務に使うかは自分で考える必要が出てきます。
- 03現場の意思決定者が関わっているか研修後に「使ってよいか」の判断が止まらないよう、管理職の関与があるかを確認してください。
当社の研修について
「作って終わり」にしないための、
2日間です。
当社の超実戦型AI研修は、2日間・研修時間12時間で、御社の業務を洗い出し、AIを活用するポイントを決め、そこを動かすツールを、演習の中で受講者ご本人の手で作れるようになっていただく研修です。対象はAIに詳しくない非エンジニアの方で、御社へ訪問して対面で行います。料金は1名40万円(税込)。人材開発支援助成金を使えた場合の実質負担の試算例も公開しています。
よくあるご質問
ここまでの内容を、
Q&A形式でまとめました。
QAI研修は本当に意味がないのですか。
A座学だけで終わる研修は、正直、効果が薄いと当社も考えています。ただそれは受講者の問題ではなく、多くの場合は研修の設計の問題です。ツール操作の説明だけで終わり、自社の業務に結びつかないまま終了することが主な原因です。
Q社員がAIを使わないのはなぜですか。
A研修後に「使う場」が用意されておらず、習慣化する前に忘れてしまうことが大きな要因です。効果を測る仕組みがなく、研修がやりっぱなしになっているケースも多く指摘されています。
Qどうすれば定着しますか。
A研修の中で「知っている」を「できる」に変え、実際に使う場を、その場で作ってしまうことが有効だと当社は考えています。当社の研修では、研修時間内の演習で、手を動かしながらツールの作り方を身につけていただきます。
Q御社の研修は何が違いますか。
A座学中心ではなく、2日間・研修時間12時間を、ご自身の業務を想定した演習に充てる点です。受講者ご本人が手を動かしてツールを作り、その作り方を身につけていただきます。
Q現場の管理職も研修に関わったほうがいいですか。
Aできれば事前のヒアリングに、意思決定に関わる方の同席をお願いしています。管理職が関与しないまま研修だけを行うと、研修後に「業務時間内に使ってよいのか」という判断が現場で止まってしまうことがあるためです。
いま困っている業務を、
1つお聞かせください。
その業務がAIで解決できるものかどうかを、最初にお話しします。
まだ検討の段階でも、お気軽にお声がけください。
お急ぎの方、書くより話すほうが早い方は、お電話ください。
070-2195-9056直通/平日 9:00–18:00 片岡が直接お受けします
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